【FX・非農業分野雇用者数とは】米国雇用統計について学ぼう【相場が大きく動くワケ】

投資の世界へ 投資の教科書

こんにちは、インベスターDです!

為替相場において経済指標は相場を変動させる重要な情報となります。

市場は常に景況感や政治情勢、金融政策の動向等などを探り
相場が上に行くのか、下に行くのか探っています。

経済指標はその中で、市場参加者に数値として明確に情報を発する役目を果たしているのです。
経済指標には下記の様な種類があります。

  • GDP
  • 物価
  • 雇用
  • 国際収支
  • 生産

今回はその中でも雇用分野の経済指標である米国雇用統計について解説していきます。
FXをする人は必ず知っておかなければならない経済指標になります。

米国の雇用統計って何?

米国雇用統計とは文字通り、米国の雇用状況を発表する指標になります。
具体的には下記の雇用状況についての月ごとの統計になります。

 米国雇用統計

  • 失業率
  • 非農業分野雇用者数
  • 平均時給
  • 製造業就業者数
  • など10項目の統計がある。

 米国雇用統計が注目されるワケ

 米国(FRB)の金融政策の判断材料になるため

米国の経済政策の目標は雇用の維持に重きを置いており、雇用統計の結果が金融政策の動向を左右する材料になります。

米国(FRB)の金融政策は世界中の市場を動かす主要因となります。
米国は世界経済の中心であるため、世界中の投資家がこの指標に注目を集めます。

雇用統計は毎月第一金曜日、日本時間21時半(夏時間)22時半(冬時間)に発表されます。

  • 米国における夏時間は、3月第2日曜日午前2時~11月第1日曜日午前2時
  • 米国における冬時間は、11月第1日曜日午前2時~3月第2日曜日午前2時

そして、数ある米国雇用統計の項目の中でも注目されるのが

 非農業分野雇用者数

 失業率

になります。

失業率についてはその名の通りなのですが、気になるのが非農業分野雇用者数ですよね。

非農業部門雇用者数について

非農業分野雇用者数

 景気の先行指数

 非農業従事者が米国GDP8割をカバー

非農業部門雇用者数とは
農業以外の事業所の給与支払い名簿に記載されている人数のことを指します。
軍事及び情報サービス、自営業者、民間世帯の雇用者は含まれていません。
また非農業部門雇用者数は、米国のGDPの8割ほどをカバーします。

統計は前の月に比べて何万人増えたか、減ったかで示されます。
終身雇用体制が主流の日本と異なり、米国は雇用形態が流動的で、景気動静により積極的に採用とリストラを行います。
そのため、景気が良くなると判断すると雇用を増やし、景気が悪くなると判断すると、従業員をリストラしたり、採用数を減らすなど雇用調整を行います。

こうした背景もあり、非農業部門雇用者数の増減が米国の景気先行指数になり、市場が注目します。

非農業分野雇用者数の読み方

 予想値の増減により市場の反応は決まる。

 例えば非農業分野雇用者数の予想が15万人増に対して、20万人増であった場合は市場の期待値を上回るため、ドルの価値が上がり円などの価値が下がります。(=ドル高円安)
FRBの金融政策が今後、引き締めに動く(=利上げ)のではとの憶測が生まれて、金利が高くなるのでドルを買うことで得をすると考えるためです。

一方で市場の予想を下回ると、FRBが金融緩和(=利下げ)を行うとの思惑が生まれ、ドル売りが始まります。(=ドル安・円高)

 雇用統計の結果が市場の期待を上回るか下回るかで、値動きが決まる

  • 期待を上回る=金融引き締め=利上げ=ドルの金利が良くなる=ドル高、円安
  • 期待を下回る=金融緩和=利下げ=ドルの金利悪化=ドル安、円高

ただ1点だけ注意しておきたいことは・・必ずしも上記のように動く訳でなく
市場が結果を織り込み済みの場合は、逆にレートが動いたり、全く相場が反応しないこともあります。

例えば、市場があらかじめ米国の景気が悪くなるので、雇用統計も結果が悪いだろうと考え、ドル売りを行っていた場合・・
雇用統計の結果が予想通り悪いと、市場参加者はその発表を見て決済を行うケースがあります。
そうなると(決済=)レートが逆に動くようなこともあるのです。

FXトレード・雇用統計時の対応について

 米国雇用統計はFRBの金融政策の判断材料になる

そのため、米国の雇用統計の発表と同時に先物指数や為替レートが大きく変動したりすることもあります。

雇用統計
雇用統計発表後のドル円チャート1分足

雇用統計
雇用統計結果

上のチャートは2019年8月2日の雇用統計発表後のドル円チャートになります。
※ちなみに1分足の値動きになります。(=ローソク足1本が1分を示す)

とんでもない値動きの荒さですよね・・・

2019年8月の雇用統計の結果は前月と比べて非農業分野雇用者数が伸び悩みました。
そのため、ドル円も指標発表時は10銭弱、円高へと傾きました。
しかし、発表の5分後、投機筋の動きもあり、急激に円安が進み一時、107円30銭まで到達しました。

ところが市場は突如急変し、市場参加者は景気情勢があまりよくないと踏み
(米中の貿易摩擦の関係もあり、新規雇用増加に歯止めがかかってる等)
結局、上げ分を全て戻す値動きになり、さらに下値を割るような展開にまで発展しました。

上にも下にも約70銭の値動きです。
ドル円は通常、値動きは安静しており、10銭から20銭程度の値動きを繰り返すことが多いです。

雇用統計発表後はこのように大きくレートが変動します。
そして、上にも下にも大きくブレるのでかなりギャンブル性が高くなる相場環境になります。

米国雇用統計がある時間にトレードをして、大きく利益を上げようとする人も多いですが、大損をする人もいます。

 【FX】雇用統計でトレードをする

経験則からのアドバイスにはなりますが
米国雇用統計発表前はポジションは持たない方が思います。
そして、発表後のトレードについてですが、策としては2つあります。

  • 値動きが強い方にポジションを取り、短期トレード(順張り)
  • 値動きが一服するのを見て逆張りする。(逆張り)

1つ目は強いトレンドに乗り、短期売買をすることです。
指標発表後、数十秒~数分程度、値動きを観察し、値動きが強い方にポジションを取ります。そして、利益が出たら早い段階で決済します。

上のチャートのように、上に行ったと思ったら、下に行くケースもあります。
あくまで短期トレードで値幅を稼ぐトレードが良いと思います。

 雇用統計後、順張りをすると

  •  強いトレンドに乗り、大きく利益を上げることができる。時には50銭、1円以上の利幅を稼げることも
  •  【強いトレンド=多くの人が一方方向にポジションを持っている】相場が一服すると、多くの人がポジションを決済する動きに出るため、逆方向に相場が大きく動くリスクがある

2つ目は相場の方向と逆にポジションを取る逆張りになります。
こちらに関しては雇用統計発表後にすぐにポジションを持たず、大きく動いた方向と逆にポジションを取ります。

相場はどんなに強いトレンドでも、必ず値動きが一服する段階があり、逆にレートが動きます。逆張りではその瞬間を狙います。

 雇用統計後に逆張りをすると

  • 雇用統計後すぐに相場に飛び乗る必要がないため、急激なレート変動や騙しの値動きに引っかからない
  • 逆張りはあくまで待つ。値動きが上と下に伸び切ったところでエントリー
  • 時にはトレンドが強すぎて踏み倒されるリスクもある

値動きが一服する段階を見極めるには値動きがもみ合うタイミング、短期の移動平均線からあまりにもかけ離れているタイミングを狙うといいかと思います。エンベロープを使用することも手だと思います。

移動平均線とエンベロープについては、下記2つの記事を読んでいただければと思います。

こちらからどうぞ【FX・株式・移動平均を学ぶ 】初心者必見・投資の始め方

こちらからどうぞ【テクニカル分析を始めよう】エンベロープ編

まとめ

米国雇用統計を知らずしてFXは始められません。
それくらいに重要な経済指標になります。

毎月第一金曜日は『雇用統計の日』と必ず覚えておきましょう。
知らずしてポジションを持っていると大損するリスクもあります。

下記のサイトをブックマークして経済指標の発表予定を知っておくのも手ですね。

経済指標カレンダー

【番外編】一攫千金を狙う

 雇用統計で一攫千金を狙う【ハイリターン】

雇用統計の値動きを利用して大きく稼ぎたい方は
海外FX口座にてハイレバ取引をし、一攫千金を狙うのも一つの手です。

XM・TRADINGでは元金の888倍までレバレッジを張ることができます。
例えば1万円あれば888万円分の取引ができます。

また、どれだけ損失を出しても借金になることはならず、資産が0になるだけです。
そのため数千円や1万円などの少額資金で大きく利益を狙うことも一つの手になります。

私は最高で5万円を40万円まで1週間足らずで増やしました。
海外FX業者を利用してトレードをすることも良いかと思います。ただし、大きく利益が出る一方でその分、損失も大きくなります。
借金になることはないですが、失っても良い資金でハイレバトレードは行いましょう

  •  海外FXでも日本のようにレバレッジを抑えたトレードはできます。
  •  XMはレバレッジ1倍から888倍まで取引可能です。
  •  ボーナスポイントでキャッシュバック【最大50万円】

海外FX業者、XMについて詳しく知りたい方は下記記事も参照にしてみてください。

こちらからどうぞ 海外FX業者で一攫千金を

最後まで読んでいただきありがとうございました!