スターバックスがベトナムの市場で苦戦するワケ

国際経済 投資の世界へ

こんにちは、インベスターDです!

本日は国際経済的な分野として、スターバックスコーヒーがベトナムで苦戦するワケについて情報を共有できたらと思います。

情報はアメリカのニュース王手CNBCさんからの提供になります。

最初にベトナムのコーヒー市場はどれくらいの規模があるかご存知でしょうか。

答えは・・・・・

約10億ドル

日本円で1000億円弱の市場規模があります。

しかしスターバックスはこの大きな市場での進出に苦戦を強いられています。

現在のスターバックスのベトナム市場でのシェアは約2.9%。人口に対して出店も進んでいません。

スターバックスシェア
スターバックスのシェア

スターバックス
スターバックス一店舗当たりの人口

なぜ巨大な市場規模があるにも関わらずシェアを伸ばすことができていないのでしょうか。

理由1コーヒー豆の違い

コーヒー豆

スターバックスや他のコーヒーチェーン大手はアラビカ豆といった種類のコーヒー豆を使用してきました。

 アラビカ豆

  •  酸味が強く、甘い香りを持つマイルドなコーヒー豆
  •  世界で飲まれているコーヒーの7~8割がアラビカ豆が使用されている
  •  おいしいコーヒーと呼ばれるものにはアラビカ豆が使われている

一方でベトナムで伝統的に飲まれてきたコーヒーにはロブスタ豆という種類の豆が使用されていました。

ロブスタ豆

  •  強い苦みと、カフェイン分を多く含む豆
  •  インスタントコーヒーに使用される
  •  アラビカ豆と比べて安価

そのためベトナム人は慣れ親しんだロブスタ豆のコーヒーを好み、アラビカ豆を使用する海外のコーヒー店よりもロブスタ豆を使用する地元のコーヒー店に足を運びます。

またコーヒー豆の違い以外にもスターバックスがベトナムで苦戦する理由があります。

理由2コーヒー価格が高い

コーヒー輸出国ランキング

ベトナムは世界で二番目に多くコーヒー豆を輸出しています。

そのためベトナムの大手チェーン店で飲むコーヒーの平均単価は大体1ドルと安くなっております。しかもWifiもあり、靴磨きのサービスも無料で受けられる店舗もあるそうです。

一方でスターバックスの場合は平均単価は約3ドルとかなり高くなっています。

スタバの1杯で3回もベトナムの大手チェーンに行けるわけですからね・・笑

コーヒー価格

またベトナムの所得水準も高くなく、中間層も増えてはいるものの国際的にみるとまだ少ない割合です。

ベトナム所得分布
ベトナムの年間所得

こうした理由を知るとスターバックスにとってベトナム市場には何も希望がないように思われますが、それは誤っています。

新世代の登場

ベトナム人は地元のコーヒー店を好む傾向にあるのは確かです。
しかし、1994年から2002年に生まれた世代は少し異なるようです。

この世代は月に占める飲食費の割合が高く、平均して40ドルも出費しているとのことです。

新世代

SNSなどの普及により、海外のチェーン店などに足を運ぶ若い人が増えているとのことです。
いわゆるインスタグラマーとかですね笑

べトナムに行ったことがないので分かりませんが、タイ、フィリピン、ミャンマーに滞在していた経験から、東南アジア人はSNSと写真が大好きなイメージがあります。
日本がマシに感じるくらいです笑

スターバックスはこうした層をいかに取りこむかが将来的なシェア拡大に繋がってくるかと思います。

ただ一方で最近はコーヒーよりもティーが流行っているみたいですが。タピオカティーとか。。

タピオカ

いずれにせよスタバも徐々にベトナムに店舗を増やしていっています。
スタバ店舗数

将来、ベトナムが経済発展し、日本のようにスタバが大流行する日が来るかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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