【オレ的相場分析】FXトレード・ドル円【2019年10月28日~11月1日】

投資の世界へ 投資の教科書 相場予想

こんにちは、インベスターDです !

この記事では翌週の相場分析を行っていきます。
通貨ペアは主にドル円をメインに行っていきます。

 相場分析をすることで学べること

  • 幅広い視野で相場を見つめられる。相場環境の理解。
  • 戦略(仮説)を立てることで、突発的なトレードが無くなる
  • ファンダメンタル分析・テクニカル分析の知識が向上する

一方で下記の点については常に念頭に置いてください。

  • 見通しが違うと感じたら、臨機応変に対応する必要がある。
  • 投資分析を参考にするかは自己判断・責任の元でお願いします

FX・今週の振り返り

こちらからどうぞFXトレード・ドル円【2019年10月21日~25日】

今週の予想では、英国の新EU離脱案が議会で採決見送りになったため、市場に失望感が生まれて下落トレンドに転換すると予想をしました。

しかし、実際は週明けの月曜日にドル円は一時的な下落は見せたものの、その後、大きな値動きもなく108円台半ばをキープしています。

【ドル円】週の高値、安値と終値

  • 高値・108円77銭
  • 安値・108円25銭
  • 終値・108円66銭

ドル円相場1時間足
レンジ相場が続くが、安値を切り上げているような雰囲気もある

ドル円の今週の値幅としては上値が108円70銭、下値は107円50銭あたりと予想します。

とコメントをしましたが、下値は大きく予想が外れました。
一方で上値に関しては良い線を突いたと思いますが、一貫してレンジ相場の週となりました。
イギリス議会で新離脱案が見送りになったにも関わらず、相場が大きく変動しなかったのが予想外でした。

【オレ的相場分析】FXトレード・ドル円【ファンダメンタルズ】

それでは来週10月28日から11月1日の相場分析を行っていきます。
まずは相場環境を認識するためにファンダメンタルズから見ていきます。

今週は日経平均株価が年初来高値をキープし、それに伴いドル円相場も底堅い値動きとなりましたが、上値も限定されており、目立った相場変動はありませんでした。

しかし、来週は経済指標の発表やイベントが盛りだくさん待ち構えています。
間違いなく相場が大きく動く週になると思います。

【FX】注目経済指標:GDP・FOMC/10月30日

FX・経済指標10月30日
クリックで拡大

10月30日(水)は
米国の四半期実質GDP【前年同期比】とFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利の発表が行われます。

実質GDPって?

 実質GDPとは国の経済活動を示す指標になります。

計算式
GDP=消費+投資+政府支出+輸出入

  • 消費・・・食品や家具、自動車などの有形のモノの購入、エステやマッサージといった無形のサービスの利用も消費として扱う。
  • 投資・・・機械や工場の拡張などへの設備投資。住宅の購入なども投資に該当する。
  • 政府支出・・・『公務員への給与支払い』や『道路工事などの公共事業への支出』が該当する
  • 輸出入・・・貿易収支:輸出と輸入の金額の差額。輸出>輸入=黒字、輸入>輸出=赤字

GDPは上記の項目から成り立っており、主要な経済活動の数値が詰まっています。

GDPが良ければ円安・ドル買いが進む傾向にありますが
大切なのは予想値に対して指標結果がどうなるかです。

今回の予想値は1.6%と4-6月期四半期の結果2.0%と比較して低く見積もられています。

しかし、この予想値は必ずしも低い訳でなく、前回の結果は予想が1.8%に対して結果が2.1%と期待以上の結果だったのです。

GDPが期待以上の数値になった要因としては
衣服・履物(14.2%増)や飲食料品(5.1%増)、飲食サービス・宿泊(4.5%増)がプラスに転じたことになります。
しかし、設備投資は0.6%減と、2016年第1四半期(0.6%減)以来、3年3カ月ぶりの減少となり、外需も、輸出が5.2%減と前期(4.1%増)からマイナスに転じています。

米国の経済活動にも徐々に陰りが見え始めており、今回のGDP前年同期比1.6%という数値は妥当なのかなとは思います。
おそらく市場もある程度織り込み済みだとは思うので、GDPの発表で大きくトレンドが発生することは考え難いと推察します。

 

FOMC(米連邦公開市場委員会)って?

続いてFOMCになります。

FOMCは金融政策の方針を決める会議で、FRBや米国主要銀行のお偉いさんが集まり『ドルの供給量の調節』、『金利・為替レートの誘導』等の方針を決定します。
今年の金融市場は金利の誘導(利上げ・利下げ)に一番注目をしています。

 FRBの利下げ動向に注目

FOMCで金融緩和(=利下げ)となればドル安・円高、金融引き締め(=利上げ)となればドル高・円安となる傾向にあります。

米金融当局は既に7月と9月の2会合連続で0.25ポイントずつの利下げを決定。急激な景気悪化のリスクが高まったことがその理由であり、パウエル議長は先月、世界的な成長鈍化や通商摩擦を巡る不確実性、当局目標を下回って推移するインフレ率などに言及した上で、一連の動きを「保険」になぞらえた。【引用】ブルームバーグ『今年3回目の米利下げ決定後、休止を示唆か-エコノミスト調査』

ブルームバーグがエコノミスト40人を対象に実施した最新調査では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げて1.5-1.75%とする決定が下されるとの回答が、全体の85%に達した【引用】ブルームバーグ『今年3回目の米利下げ決定後、休止を示唆か-エコノミスト調査』

今年すでに2回の利下げを行っており、円高が進みました。
ブルームバーグの調査によると、今回のFOMCで利下げを行うと予想するエコノミストが85%に達しました。
市場は利下げを予想しておりますが、仮に利下げを行った場合には、織り込み済みでも円高に相場が動くのではと予想します。

【FX】注目経済指標:日銀金融政策決定会合/10月31日

FX・経済指標
クリックで拡大

今週最注目イベントになると思います。

日銀金融政策決定会合はFOMCの日本版になります。
米国が利下げを通じて金融緩和を行う中、日銀も金融緩和を行うか、それとも現状維持を貫くかどうかに焦点が向けられます。

日銀は19日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和政策の現状維持を決めた。長期金利の誘導目標を「0%程度」、短期政策金利をマイナス0.1%に据え置く。公表文では、2%の物価安定目標の達成に向けたモメンタム(勢い)が損なわれるおそれに「より注意が必要な情勢になりつつある」との文言を加え、物価の停滞に警戒を強めた。【引用】日本経済新聞社:日銀、金融緩和策の現状維持決定 物価停滞を警戒

経済情勢については米中の貿易摩擦を念頭に「海外経済の減速の動きが続き、その下振れリスクが高まりつつある」と指摘した。日銀が「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」を公表する次回10月末の決定会合で「経済・物価動向を改めて点検していく」とした。【引用】日本経済新聞社:日銀、金融緩和策の現状維持決定 物価停滞を警戒

日銀も日本経済に陰りが見え始めていることに懸念を抱いています。
市場は日銀がこの先、金融緩和を行う意向があるのか、ないのか探っています。
前回に続き、『現状維持』となった場合、円高のトレンドが発生する可能性が高いと考えます。
前日のFOMCでFRBが利下げを決定した場合は、なおさら相場が大きく円高へ動く可能性もあります。

【FX】注目経済指標・11月1日

FX・経済指標11月1日
クリックで拡大

米国・日本の金融政策政策決定会合が済んだ後に、さらに重要指標の発表があります。

ISM製造業景況指数と米国の雇用統計になります。
いずれも景気動向指数になり、景気の先行きを示す重要指標になります。

米国雇用統計【FX・非農業分野雇用者数とは】米国雇用統計について学ぼう

日米の金融政策の発表直後でもあるので、予想値と結果に相当の乖離が無い限りは
短期的な相場変動にとどまるかと思います。しかし、円高(円安)トレンドが生じている場合は、そのトレンドに拍車をかけることも想定されます。

ファンダメンタル面をみると市場が大きく変動する要因がたくさんあります。
来週は相場変動の激しい週となることが予想されます。




よろしければ↑クリックして頂けると幸いです!

【オレ的相場分析】FXトレード・ドル円【テクニカル分析】山場を迎えるドル円

続いてはテクニカル分析をしていきます。

移動平均線とフィボナッチ・リトレースメントを活用して分析をします。
分からない方は下記記事で解説していますしているので、読んでいただけたら幸いです。

こちらからどうぞ【FX・株式・移動平均を学ぶ 】初心者必見・投資の始め方

こちらからどうぞ【相場分析に役立つ】フィボナッチリトレースメント【MT4・MT5を使って】

FX/ドル円分析【1時間足・日足】

ドル円1時間足クリックで拡大
ドル円日足

ドル円・1時間足を見ると108円20銭台から108円後半のボックス圏での推移となっています。
来週行われる、FOMCと日銀の金融政策の発表待っているのではないかと思います。

日足を確認するとここ数か月の高値圏に位置していることが確認できます。
この辺りの価格帯で過去3回、下落しており、上値を抜くのはそれなりの材料が必要になるかと思います。

日経平均株価は年初来高値更新だが・・雲行きは怪しく

ドル円相場が底堅い要因としては日経平均株価の強さもあります。
しかし、今週はFOMCや日銀金融政策決定会合等の重要イベント前に利益確定の売りも予想されます。

また、ソフトバンクグループのウィーワーク出資問題も懸念材料としての色が濃くなっています。ソフトバンクの株価は依然下落を続け、まだまだ安値を更新するかと思っており、株価3000円台は見ておきたいところです。

ソフトバンクグループがシェアオフィス事業を手掛ける米ウィーワークへの95億ドル(約1兆円)規模の支援策を23日に発表すると、同グループの巨額な債務負担に関する懸念が再び強まり、株と債券は値下がりした。
また、事情に詳しい関係者がソフトバンクGは傘下のビジョンファンドが大口の株式を保有するウィーワークやウーバー・テクノロジーズなどの価値急減を反映させるよう、少なくとも50億ドルの評価切り下げを計画していると語ったことも、投資ポートフォリオの価値を巡る懸念を拡大させた。
ソフトバンクGが9月6日起債した社債の価格は発行以来最安値を付け、社債保証コスト(CDS)は1月以来の高水準となった。株価は25日までの週に6.6%下落と、この2カ月半で最大の下げとなった。【引用】ブルームバーグ『ソフトバンクGの巨額債務への懸念再燃-ウィーワーク支援で』

まとめ

 日米金融政策の動向

 日経平均株価の行方

来週にポイントは日米の金融政策の行方、日経平均株価の動向を注視していきたいと思います。特に日銀がインパクトのある緩和策を出せるのかどうかが気になるところです。

私のスタンスとしては雲行きは怪しいものの、今回は買い寄りの中立です。FOMC・日銀金融政策決定会合の結果を待ち、スタンスを固めていこうかと思います。

日銀も何か動きに出る気がするんですよね。笑

    【ドル円・予想レンジ】

  • 高値:109円70銭
  • 安値:108円25銭

今週の予想は下値は堅く、上値を更新すると予想しました。
あくまで予想なので、材料次第では売り目線に変えます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!